サウナで睡眠の質が改善!? スマートウォッチで睡眠スコア計測してみた
サウナが睡眠の質を改善したり、効果があると聞いた。
サウナに入ったあとは感覚的により眠れている気がするけれど、実際のところはどうなんだろうと思っている方。
実際に私も寝付きや目覚めが感覚的には良くなったと感じていましたが客観的なデータがなかったので、疑問を抱いていました。
そんなお悩みや疑問を解決します。
今回は睡眠のスコアを測定するにあたりHUWEIBand6を使用しました。
スマートウォッチの睡眠測定に関する信頼性の是非が問われている記事はこちらです。
参考記事はこちらです
tokusengai.com
こちらの記事をご覧いただけるとわかる通り、 医学的ではない ということはご了承ください。
本記事の内容
サウナに入らず寝た場合と寝たあとの睡眠の質を計測した結果 なぜサウナに入ると睡眠の質があがるのか
この記事の筆者はサウナに年100回以上通い、サウナ・スパ健康アドバイザーの資格を所有しています。
この記事は約3分で読めます。
サウナに入ると睡眠の質は改善するかどうか
結論からいうと睡眠の質は上がりました。
検証の諸条件としては
19時にご飯
その一時間後にサウナ
サウナの入り方はサウナ(約10分)→水風呂(約1分半)→外気浴(約5分)を2セット。
最後のセットはサウナ(10分)→水風呂(10秒)→水シャワー(30秒)
サウナに入る前は水分補給
寝る前までは明るい部屋でスマートフォンを使用
実際にこれがサウナにはいらず寝たときの睡眠のスコアです。
そしてこちらがサウナに入ってから寝たときの睡眠のスコアです。
83点だったのが90点になっていますよね。
そして 注目してほしいのは深い睡眠の時間です。
ご覧の通りサウナに入らなかったときと比べると30分程度伸びています。
深い睡眠は大脳は休息していると考えられ、脳や肉体の疲労回復のほか、代謝を促す成長ホルモンを最大限に分泌させてくれ、翌日の集中力や活力も高めてくれます。
つまり、深い睡眠が増えることで体は回復するほか、より活力的になるということが言えるでしょう。
では、なぜサウナにはいると睡眠の質があがるのか説明していきたいと思います。
サウナが睡眠の質を上げる理由
医学的にはまだ解明されていないそうです。
おそらくデータがないんでしょうね。
しかし、仮説はありましたのでそちらを紹介します。
今回参考にした本はこちらです。
サウナに入ることで脳が勘違いをする
たくさん運動をしたときに熟睡できるような脳のシグナルがサウナに入ることでも出されていることです。
サウナや水風呂に入ると汗を大量にかき、体温調整がされます。
これはまるで激しい運動としたときに類似しています。
実際に筋肉は使わないので疲労物質はたまらないですが、脳がすごく疲れたと勘違いを起こすのかもしれません。
サウナに入るとDPGが拡大するから
DPGとは体の中心部の深部体温と手足などの末梢体温の差のことで睡眠のスイッチだと言われています。
末梢体温が深部体温よりも高くなり、その差が大きいほど人は眠くなるという報告が1999年に世界的科学雑誌「Nature」に掲載されています。
実際に横たわると眠くなるのはこのDPGが拡大するからです。
サウナに入ることで同じような状況になるため眠くなるとされています。
まとめ
以上から睡眠の質がサウナ後とサウナ前では上がったことがわかりました。
ぐっすりと眠れない方、寝たけど疲れが取れない方はサウナに入ってみてはいかがでしょうか。